従来のまつ毛エクステとLEDエクステのアレルギーリスクの違い

まつ毛LED(LEDエクステ)は、従来のまつ毛エクステとは異なる新しい技術であり、アレルギーリスクを軽減できるとされていますが、アレルギー対応がされているサロンと対応していないサロンでは、その施術内容や安全対策に大きな違いがあります。
従来のまつ毛エクステとLEDエクステのアレルギーリスクの違い
まず、従来のまつ毛エクステでは、グルー(接着剤)の主成分である「シアノアクリレート」が硬化する際に発生する揮発物質(ホルムアルデヒドなど)が、目や皮膚に刺激を与え、アレルギー反応を引き起こす主な原因とされています。この揮発物質は、施術後も完全に硬化するまでの数時間から24時間にわたって放散され続けるため、アレルギー体質の方にとってはリスクが高いものでした。
一方、LEDエクステでは、LED専用のグルーを使用し、LEDライトを当てることでわずか数秒でグルーが完全硬化します。これにより、揮発物質の放散が最小限に抑えられ、アレルギーの発症リスクが大幅に軽減されると考えられています。
アレルギー対応がされているサロンの対応
アレルギー対応を謳っているサロンは、このLEDエクステのメリットを最大限に活かし、さらに安全性を高めるための対策を講じています。
丁寧なカウンセリングとヒアリング:
過去のまつ毛エクステでのアレルギー歴や症状について、詳細にヒアリングを行います。
グルーアレルギーだけでなく、紫外線アレルギーやラテックスアレルギー(ゴム類)など、他のアレルギーの有無も確認します。
パッチテストの実施:
施術前に、腕の内側や目元など、目立たない部分に少量のグルーをつけてLEDライトを照射し、アレルギー反応が出ないかを確認するパッチテストを推奨、またはメニューとして用意している場合があります。
これにより、顧客の体質に合うか事前に判断することができます。
ノンシアノグルーの使用:
シアノアクリレートを主成分としない「ノンシアノグルー」を導入しているサロンもあります。これにより、グルーアレルギーのリスクをさらに下げることが可能です。
施術中の安全対策:
医療用テープやパッチを使用して、グルーが皮膚に直接触れないよう、目元を丁寧に保護します。
ライトの温度を確認しながら施術を行い、肌への負担を最小限に抑えます。
リスクの説明:
「LEDエクステはアレルギーが起きない」と断言するのではなく、「アレルギーのリスクが軽減される」という点を明確に伝え、完全にアレルギーが起こらないわけではないことを丁寧に説明します。
アレルギー対応が不十分なサロンの可能性
一方で、アレルギー対応が不十分なサロンでは、以下のような点が考えられます。
カウンセリングの不足: アレルギー歴について簡単な確認で済ませてしまい、詳細なヒアリングやパッチテストを推奨しない場合があります。
リスクの過剰な説明: 「絶対にアレルギーは出ない」など、安全性を過剰にアピールする場合があります。これにより、顧客がリスクを正しく理解できず、アレルギー反応が起きた際にトラブルに発展する可能性があります。
技術者の知識不足: LEDエクステのメリットだけでなく、紫外線アレルギーなどのデメリットや注意点について知識が不足している可能性があります。
まとめ
まつ毛LEDはアレルギーリスクを軽減する画期的な技術ですが、アレルギー対応がされているサロンは、その技術を最大限に活かすために、丁寧なカウンセリング、パッチテスト、そして顧客への適切なリスク説明を徹底しています。これにより、アレルギー体質の方でも安心して施術を受けられる環境を提供しているのです。